1595年創立、フィリピン最古の大学の博物館。
1565年に創設されたフィリピン最古の大学、サン・カルロス大学(University of San Carlos)内の博物館。セブドクターズ大学(Cebu Doctors’ University)とともに学費の高い大学として知られており、中流〜上流階級の学生が多く通っています。
博物館は大学構内にあるので、正面の門にいるガードマンに「Museum」と告げましょう。パスポートも持って行った方が無難。入って最初の角を右に曲がるとすぐに見えてきます。
歴史ある大学だけあって、フィリピン各地で発掘された貴重な出土品が見られるのが特徴。主にビサヤ地方を中心とした土器や石器が多いようです。特に、スペイン統治期の遺品や標本(特に海洋生物、動植物)、民族楽器、工芸品などは必見。「昔のフィリピン」の歴史を紐解いてみたい方や、フィリピンならではの生物の生態などに興味のある方におススメです。また、絵ハガキや書籍が並ぶショップもあるので、旅の記念に購入してはいかがでしょうか。
サン・カルロス大学はキャンパスがいくつかに分かれていますが、博物館はメインの「ダウンタウンキャンパス」にありますので注意しましょう。
<所在地>Del Rosario Street, Cebu City
<交通>フエンテ・オスメニャからタクシーで約5分。
<入場>30P
フィリピン最古の都市・セブには、その歴史を物語る建物や史跡が他にも多数存在しています。
教会、要塞、ストリート・・セブの歴史を訪ねて、のんびり歩いてみませんか?