蝶の研究者フマロン教授が作った蝶たちの楽園

蝶の研究者、ジュリアン・フマロン教授(Julian N. Jumalon 1909-2000)の1,460平方メートルにも及ぶ個人宅の敷地を使った博物館。放し飼いにできる環境は、まさに蝶のサンクチュアリ。世界的にも珍しい種類を観察できるときもあるため、多くの観光客が訪れます。教授が亡くなった現在は、遺志を受け継いだ家族たちが維持・運営しています。個人運営のため、事前に予約が必要です。

フマロン教授は絵画にも造詣が深く、蝶の収集時に破損した羽を使って作る「レピドモザイク」(Lepido Mosaic)と呼ばれる見事なモザイク画を数多く制作しました。こちらの展示とあわせて、個人所蔵の美術品も展示されているのも注目です。蝶に興味のある人にはもちろんのこと、飛び回るさまざまな美しい蝶の姿を見てみたい人にもぜひおススメのスポットです。
※ガイドブックによっては「ユマロン博物館」と記してあります。


<所在地>20 Jumalon St Cebu City 6000 Cebu
<時間>8:30〜17:00 ※個人所蔵の博物館なので要予約
<電話>(032) 261-6884


活気あふれるセブの街。
地元の人たちの生活が垣間見える街中の散歩もおすすめです。