日本ではまず手に入らない東南アジアのフルーツ。中を割るとマンゴスチンに似ている
原産地 | インド、マレー半島 |
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科目・種類 | センダン科サンドリクム属 |
色、形、大きさ | 直径5cm〜15cm前後、果肉は薄茶色。 |
5cm以下の小さなものから、最近は品種改良が進んで夏みかんぐらいの大きな種類も市場に出回るようになったと言われるサントール。とはいえ、日本人にはあまり馴染みのないフルーツです。ジャムやジュースに加工して売っているところもあるので、セブを旅する際はぜひ探してみましょう!
生食の場合は外皮をむき、内側の果皮と、中央に入っている種の周りの白い部分(種皮)をいただきます。大きな種が5つ並んで入っているさまはマンゴスチンによく似ていますが、色はくすんだ柿のよう。種の周りは甘酸っぱくてとてもジューシーですが、その部分はごくわずか。果皮は酸味がとても強いので、フルーツというよりかは調味料代わりとして、もしくは塩を振ったり香辛料をかけたりして調理します。
センダン(栴檀)の仲間だけあり、葉が紅葉する品種も見られます。常夏のイメージがある熱帯地域での紅葉は、四季を感じながら過ごす日本人にはなんだか不思議な光景に映ることでしょう。