黄色い体色と背鰭の黒い斑点が目印
分布 | インド洋、アンダマン海 |
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科目・種類 | スズキ目ベラ科 |
色、形、大きさ | 鮮やかなイエロー。側扁型。成魚の全長10cmほど |
インド洋とアンダマン海の水深15~50mほどのサンゴ礁、岩礁域に生息するベラの仲間です。幼魚の頃はイエローの体色がとてもきれいで、成魚になると頭部にグリーンとオレンジのラインを見ることができ、トロピカルな色合いがとても美しく、幼魚も成魚も見る者を楽しませてくれます。
黄色い体色のコガネキュウセンとよく似ていますが、インディアンカナリーラスは幼魚・成魚ともに腹部が白色をしていること、背鰭に黒い斑点があることで見分けることができます。
また、インディアンカナリーラスは呼び名が複数あり、カナリートップラス、レモンメレンゲラスとも呼ばれます。底生生物などを捕食し、夜は砂に潜って眠る習性があります。その美しい姿から観賞魚としても人気ですが、縄張り意識が高いと言われています。