縞々模様が鮮やか、棘には毒があるので注意
分布 | インド洋、西部太平洋域 |
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科目・種類 | スズキ目フサカサゴ科ミノカサゴ属 |
色、形、大きさ | 体色は赤褐色、白の横縞模様、側扁形、体長15cm~20cmほど |
熱帯域のインド洋、西部太平洋域に分布し、水深50mぐらいまでのサンゴ礁域や岩礁域、潟湖などに生息しています。標準体長は20cmほどですが、大型のものは30cmぐらいになるものもいます。姿で特徴的なのは細長い棘。背鰭棘条は13本あり、腹鰭の棘条、臀鰭の棘条にそれぞれ毒を持っているので要注意です。体色は赤褐色で白の横縞が入っています。つぶらな瞳をしていて、その上から長く伸びる皮弁も特徴的です。
キミオコゼに似ていますが、吻端に3本の皮弁があること、眼上にも横縞模様の皮弁があり、胸鰭の付け根付近に黒い斑点があることなどから区別できます。夜行性なので、昼間は岩陰などに身を潜めていますが、夜になると小魚やエビやカニを捕食します。見つけにくい魚ですが、フィリピンではよく見かけることができます。